皆さんはファンタジーって読みますか?

随分昔の作家で言えば、
『指輪物語』のトールキンとか、
『ゲド戦記』のル・グイン、『ナルニア国物語』のC.S.ルイスやミヒャエル・エンデ。

息子たちの頃では、
『ハリーポッターシリーズ』のJ.K.ローリング、
『ローワンシリーズ』のエミリー・ロッダ、『ダレン・シャン』のダレン・シャンなど。


いずれも、欧米の作家ばかりです。


なので、私もファンタジーと言えば、海外の作家のものと言う印象しかなかったのですが。。。


ある本、ある作家に出会ってから、
日本のファンタジーも、こんなに素晴らしくてすごい人がいたんだと言う事がわかり、完全にハマりました(#^.^#)v



それは、上橋菜穂子さん♪(*゚▽゚*)



本で読んだ事がない方も、

『獣の奏者 エリン』と言うアニメはTVで見た事があるのではないでしょうか?


上橋さんの本の魅力を言葉で表すのは難しく、
本を読んでみるのが一番なのですが、
頑張って“書評家”になりきってあげてみると。。。


★何でもありのファンタジーの世界ですが、舞台となる世界や人物の歴史、
 背景、キャラクター設定がとても緻密で手を抜いていない。
 でも難し過ぎない。
★海外ファンタジーは、どうしても宗教(特にキリスト教)的な事由が
 ストーリーに入ってくるので、それが物語の重要な所で絡んでくると、
 細かいところがしっくり理解できないことがあり、悔しい思いをする事が
 多々ある。
 それに比べて、上橋さんの話は、舞台が日本と言う訳ではないのです
 が、どこか和製な感じで親近感を感じられる。



なぜ今、唐突に上橋さんを語るかと言うと、



私が大好きになるきっかけとなった、
上橋さんの最初の長編大作『守り人』シリーズの文庫本のラスト3巻がようやく出版され、今月全10冊が揃ったのです (o^∇^o)ノ



2011062420550000この通称『守り人』シリーズは、15年位前に単行本が出て10年間で10巻。
軽装版も出ましたが、息子が文庫本を集めているので、4年前から文庫本を買い揃えていました。


このシリーズの第1巻は、「獣の奏者」より早くにNHKでアニメーション化された「精霊の守り人」です。
(私は、獣の奏者エリンのアニメより、絵も構成も精霊の守り人のアニメの方が良かったと思っていたので、続きが作られず、エリンに変わって少しがっかりした記憶があります。)

この話の主人公は、
バルサと言う女用心棒で、何と年齢が30歳を超えたオバサンなんです
(^_-)-☆
すごく珍しいでしょ!

若くない(怒られるかな?)女性の孤独や悲哀も感じられつつ、でも滅法強くて頼りがいがあって、自分の人生を誰に頼るでもなく、誰を恨むでもなく律して生きていく姿が、本当にカッコいい!

また、バルサは、もう一人の主人公「ある国の第2皇子チャグム」の幼い時、彼の用心棒を務めるのですが、親子でもおかしくない歳の差があり、母性が感じられる部分もあり、自然体で人間らしい面が垣間見れて、本当に魅力的なキャラクターの持ち主なのです。



2011062420530001










今月刊行された完結編の3冊。
待ってました~♪

しかも、荻原規子(『勾玉シリーズ』のファンタジー作家)と佐藤多佳子(『一瞬の風になれ』の作者)との鼎談が3冊にまたがって載っている♪
この書き下ろし的なオマケも文庫本のお楽しみですね。



上橋菜穂子さんは、文化人類学を学んでいて、
過去には、アボリジニの生活の中に飛び込んで行ったりと言う経験もお持ちの方なので、人間と文化や社会との関わりや関連性に鋭い観察眼を持っていらっしゃるのではと思います。
(だから、少数民族や弱い立場の人たちの姿や歴史、心の表現が細やかでリアルに感じられるのかなぁ~)


この類の本は今まで興味がなかった。。。と言う方も、
機会がありましたら是非読んでみてください(^O^)/
お子様も、早い子でしたら4年生位から読めると思います。
おそらく学校の図書館には、100%所蔵されていると思うので、
夏休みに親子で一気に読んでみては?(*^^)v
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